北インター歯科クリニック 院長ブログ

秋田県秋田市にある歯科医院 院長の日記です・・・

2008年11月



11月26日、一水会の分科会・インプラント委員会11月度が開催されました。

今回の症例検討会は、下顎の高度骨吸収症例に対するアプローチ法がディスカッションされました。



CT撮影により、オトガイ孔前方まで、神経の分岐枝が見られ長いインプラントの埋入が困難なケースでした。
無理に本数を増やすのをやめ、2本のオーバーデンチャータイプでは?
との意見に大体まとまりましたが、臼歯部への増生など、様々な観点から話し合いが行われ、有意義な時間となりました。



株式会社GCさんによるナノフィラーコーティング材のスタッフセミナーを行いました。
レジン(プラスチック)の強度と透明性を増すフィラー超微粒子加工をしたナノフィラーを用いる事により、表面を従来品よりも滑沢にし、なおかつ表面に歯の個性(キャラクタライズ)を簡便に行うことが出来るようになりました。



またシェードを明るくしたり、トーンを落としたりと、歯の色調の改善も行えるようになりました。




さらに、研磨では光沢が出にくかった従来のレジンをコーティングする事により濡れたような輝きを再現できます。



先日、3Mの大畑さんが東京からわざわざ出向いてくださり、当院にてスタッフ向けの
「ダイレクトボンディングセミナー」が開催されました。


デュアルレイヤー(積層充填)のテクニック、先端部のトランス(透明度)の出し方のコツなどをスタッフに教えていただきました。



3Mさん独自のオペークシェードを用いることにより、口腔内の暗さを遮断し色調の補正を行います。



クリスタルアイ(シェードテイキング器材)との組み合わせにより、天然歯との境目をより合わせることが可能になるでしょう。

外旭川幼稚園の園児の皆様から、勤労感謝のお礼をいただきました。



学校医を担当させてもらってるのと、普段から多くの園児さんに治療に来て頂いているので、私達も感謝しております。

これからも、ますます外旭川地区周辺の歯の健康に貢献していきたいと思います。

ありがとうございました



みなさん、ついにボジョレーヌーボーが解禁になりました



しかも、今年は、去年から仕込んでおいた自家製生ハムが出来上がり、ボジョレーと共に生ハムも解禁いたしました



去年の11月に10kgの豚もも肉を、8kgのモンゴル塩に数週間塩漬けしたあと、塩抜きをし、約1年ベランダで干しました。

それでは、生ハムにおける切開ラインの設定、及びフラップ(弁)の戻し方をご説明いたします。



まず、口蓋からの結合組織移植(CTG)の術式に準じて、一次切開を行います。
上皮と上皮下脂肪組織を剥離し、食べる部分(生ハム部と呼ぶ)減張切開を行います。
中の結合組織(生ハム部)だけを取り出しディッシュ上に並べます。



フラップ(弁)を戻したところです。
このような術式を用いることにより、店に並んである様な切断面が露出された状態ではなくなり、乾燥を防ぐことが出来ます。



11月19日(水) チキンストックにて一水会理事会が開かれました。

初雪という悪天候もあって、相場会長・武蔵先生・そして新理事入りが決定した柏木先生の4人で今後のミーティングをしました。



会の40才定年制の是非・スタディーグループが拡大した際の理事のあり方・症例発表に際しての留意事項などが話し合われました。



写真は新しい理事 モテメン柏木Drです



11月15日(土)、盛岡にて我が母校、岩手医大が生んだスーパースターの一人である
夏堀礼二先生による“Speedy,Groovy”の発売記念セミナーが開催されました。

Speedy Implantは、先端の切れ込みが従来のImplantに比較して、より切れ込み角度が増しており、骨を拡げるオステオトーム効果を持ち、なおかつ初期固定に優れる為、骨増生を必要としないで出来るケースがあったり、即時負荷をかけやすくなりました。
治療時間の短縮や、骨移植の省略化等、患者様のメリットが増えるImplant構造になっています。

また、一回法・二回法の選択基準やフラップレスサージェリーのガイドラインなど、夏堀先生の豊富な経験からの成功基準を御教授いただきました。


先輩に負けないように、頑張っていきたいと思います



11/13日、秋田駅東口「アルウ゛エ」にて Nobel Biocare主催の
Mentor Programが行われました。
秋田県からは竹田先生、全国的にも有名な中里先生による御講演がありました。




ノーベルガイドを使った、
フラップレスサージェリーの術式と注意点・結合組織を移植した審美的前歯部症例など、現在のインプラント治療のガイドラインに沿った、非常に勉強になったセミナーでした。



経験豊かな先生方のアドバイスに従って
秋田のインプラント治療のレベルをアップしていきたいと思いました。



キャッスルホテルにて二水会例会が開催されました。

佐々木嘉一先生によるプレゼンテーションが行われ、支台歯形成の注意点や前歯部インプラントへの
GBR症例など、嘉一先生の臨床への取り組みが伝わってくる発表でした。



インプラント体周囲への骨補填材についてデイスカッションがなされ、
術後の吸収性や、グラフト部の骨化度など、様々な観点から議論され大変勉強になりました。





カムログアドバンスセミナーを東京で終え、
羽田から秋田空港に降り立ち、その足で
実家の遠野へと帰省しました。
父の経営する「佐々木歯科医院」での
スタッフ向けセミナーの依頼を受け、自分なりの
考えと、秋田で実践しているやり方を伝え、セミナー
兼ミーティング
を行いました。




当院と実家は、レセプトコンピューターと、カルテのシステム
が共通しているため、新しいエッセンスを導入し易い環境にありました。
診査、診断、基礎資料収集、治療計画等の導入シートについて、話し合いを
しました。

私自身も、学会等で得た技術、知識を秋田で実践し
スキルアップ出来るよう研鑽し、ここまで育ててくれた父に少し
でも恩返ししていきたいなと思った一日でした。、

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